古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~

 一言で表すなら、「卵が先か、鶏が先か――結果として紅茶煮で食す。問題はない」である。


●一般的な選択肢は存在しない。ゲーム中には赤く表示される言葉が多数あり、それらはキーワードパレットに格納される。そこから適切な言葉をドラッグ&ドロップで投げかけることで、主人公や周囲の人間の運命量が変化。時に物語が分岐する。

●前述の「運命量」――これこそが悲劇のトリガーで、運命量が尽きた人物は死亡してしまう。……自分の場合、紅茶を淹れる行為が上手くできず(マウス操作ミス。言葉をドロップする場所が悪かった)失敗を重ねた結果、紅茶が淹れられないだけで死んだ。操作ミスなどではなく真に「紅茶地獄」と呼ばれる高難度ポイントも序盤に存する。

●フローマップ採用型……と言うよりはフロー前提の仕様。主人公の運命量を消費して物語を巻き戻すことができる。多用すると「運命量が枯渇→死亡→勝手に巻き戻る」の強制時間遡行が発動。多用せずとも発動しプレイヤーにストレスを抱かせる。

●セーブ&ロード機能もなし。中断(簡易セーブ。タイトル画面に戻される)は行えるものの、再開後に中断データは削除されてしまう。なんたる時代に逆行するかのような不親切さ! 総じてユーザーの快適なゲームプレイは二の次で、作り手が自慰に走りすぎた印象が強い。

●メッセージスキップは「キーワード表示時スキップを止める」が初期設定。これはオートモードと共通の仕様で、赤字が出るたび自動文字送りが解除される嫌がらせを受けた。どこまでもシステム環境で評価を下げる迷作だな! 修正パッチもあるので当てたほうがいい。

●ループものに分類できる脚本は、タイムパラドックスに焦点が当てられているのが面白い。多くの謎を「鶏と卵の関係」で説明してみせる……もとい説明放棄してみせる強引さは人を選ぶけれど。そんな言葉でも鵜呑みにせねば話が進まない。あ、これ鳥つながりのギャグです。

●ヒロインは、ほぼサキ一人と言っていい。姫野美月は第二の主人公のような立ち位置になるので除外するとして、残るサブヒロインは通過点でしかない。プレイヤーにとってのヒロインは古宮舞オンリー。

●高難度ではあるものの、ヒントを頼れば楽にはなる。最後のおまけパート「色迷曲」で舞さんの濡れ場を見るには「総取得キーワード274」「フロー完成率100%」「Hint使用回数0回」が条件。使用回数は同パートにて「全てを無かったことにする」を用いれば初期化される。キスするのに心の準備が必要と語った直後一人エッチ……するまでが限界なのかな……?」とか言い出す舞さんは、さすが常人とは違う!


 ――備考。

●良くも悪くも独特なシステムは科学アドベンチャーシリーズを思わせた。第二作『STEINS;GATE』には類似点が多く見受けられる。おまけパートのワード応答は『STEINS;GATE 変移空間のオクテット』を連想。偶然にも『変移空間のオクテット』の次に始めたゲームが本作だったもので。

●主人公は途中から声が入る。加えてCV古河徹人となればライアーソフトのパートボイスが想起された。同性愛嗜好の友人も演じられており、ファンには推奨度が上がる。……しかし二役部門なら今作のMVPは鈴音華月さんで決まりか。双子の妹に濡れ場がなくて、残 念 だ っ た な!(リエーブルマン男爵の声で)


 推奨度――A。


「古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~」2012年7月27日発売予定

相州戦神館學園 八命陣

 一言で表すなら、夢オチである。


●lightより発売された『PARADISE LOST』に『Dies irae』。これらは『神咒神威神楽』で同一のシリーズとして後付け定義され「神座万象シリーズチョコ」の名が与えられた。その親戚のようなタイトル。

●家族ではなく親戚。よって世界観は異なるものの、いつもの制作スタッフで、いつものような中二病バトルが描かれる。すなわち「世界観『だけ』は異なる」が適当なところ。あえて他に差異を挙げれば……ルネッサンス山田ボイスが耳にできないくらい?

●神奈川県鎌倉市の名門「千信館学園」。そこに通う秀才・柊四四八には「連続した明晰夢」しか見られぬ特異体質があった。ある夜、彼は夢で世良水希という同級生の少女と出会う。それを友人らに語ったことが契機となり、四四八の夢は彼だけの世界ではなくなる。いかな理屈か夢界に招き入れることが可能であった友人たちと、そして悪夢の具現めいた六つの勢力。――四四八を初めとする千信館の少年少女は、第七の勢力「戦真館」として夢界の戦いに身を投じていくのだった……。

●軽くあらすじを書いてはみたが……過去作を知っている人間には「いつもの」で十分に通じそう。主人公が特異体質を持っており、夢でヒロインと出会い、無駄に濃く強い敵がわんさか登場――何から何まで既視感があった。夢ゆえの創造性こそが強さになる点や、バトルシーンで見られる謎の理屈も狂おしいほどディエスってる。その一例を挙げるならば……、

「条件が同じなら、優れている者が必ず勝つ!」
これで五人目。胴に叩き込んだ一撃は内臓ごと背骨を撃砕し、重装の兵隊をボロ屑のように吹き飛ばした。
そう、至極当たり前な、算数レベルの常識。
戦闘の肝が統制にあるのなら、五十で均一化されている部隊より七十で均一化されているほうが強い。
こいつら鋼牙兵は、個々の力量で見るならしょせん五十だ。さらに言うなら得手不得手の個性もないから、戦術に幅もない。
だが俺は、必要に応じて別人になれる。速い俺、強い俺、堅い俺もいれば柳のような俺もいる。
遠近両方、得意とする間合いも自由自在。七人相手に七種類以上の自分を使い分けることなど造作もない。
そして個性は別々ながら、その力量は等しく七十。どの俺も俺なのだからそれは当然の事実だし、意思疎通においては語るまでもないだろう。
「つまり、ここで俺の負けは有り得ない」

 条件が同じだ、算数レベルの常識だとか言いつつ、そも数が無視されていませんかねえ……? 「五十で均一化されている部隊より七十で均一化されている『部隊』が強い」なら正論だけれど。数の有利を活かすのは戦術の基本だろうに、そこを「幅がない」と言い切る視野の狭さが最高にディエスってる。――大好き。

●理想の攻略順は、真奈瀬晶→龍辺歩美→我堂鈴子→世良水希。前の三人は順を問わないものの、晶から始めるのが無難。鈴子のセレクトは悪手に近い。

●エンディングのミスマッチ感がすさまじい。オープニングは「いつもの」、対してエンディングは「学園恋愛もの」。両者の温度差は砂漠よりも激しい。ネタバレ度も高し。

●人を選ぶ脚本なので、作風がわかっているファンでなければ体験版をやってから買うほうがいい。このページよりダウンロードできるので。なおPV4は「学園恋愛もの」であり、つまるところナイトメア・オブ・デザート。バレンタイン&ホワイトデームービーは本編クリア後を強く推奨。

●シナリオにおいては、これまで以上に男女の差がクローズアップされている。まずプロローグ、最初の文からしてコレ。

好きな男の人のタイプは強い人――
そんな風に思っている女の子は、いったいどれくらいいるんだろう。
なんのソースも出せないただの主観で語ることを許してもらえるなら、おそらく七割。もしくは八割。いいや九割を超える率で皆が思っているんじゃないかというのが私の考え。

 いきなり男性プレイヤーの好感度を下げにかかるメインヒロイン! 一方で、

「気持ち悪いこと言うなよ。女の勘なんておまえあれ、下種の勘ぐりと同じ意味だぞ」
「基本的にネガいことばっか考えてるから、たまたまそういうことになったときだけ的中してるように見えるだけさ。普段は外れてることのほうが圧倒的に多いんだし、だから信憑性なんか全然ないね」
「それが証拠に、ハッピーなケースで女の勘ってやつが発動したとこ、おまえ見たことないだろうがよ」

 別のヒロインは好感度を上げまくる。ここで参考までに、ヒロイン以外の台詞からも抜粋すると、

「わたくしを馬鹿にしていらっしゃいますの? そんな言葉で調子に乗るほど底が浅くはありません。
 女は怖い――なるほどよく聞く言葉ですし、なにやら褒められているようにも感じますので、ある種の優越感に浸る者もいるでしょう。愚かなこと、その実侮蔑されているというのも気付かずに」
「ここで男性方が言う怖いとは、畏怖や畏敬ではありません。強いて言うなら忌避・嫌悪の類。つまり虎や獅子に対する怖さではなく、百足や蜘蛛に対する怖さです。もっと正直に、気持ち悪いと言い換えてはどうですか。
 その気になれば容易く踏み潰せる程度のものだが、靴が汚れるし感触が不気味なので触れたくないと。そう仰ってくださる方のほうが、わたくしはよほど好感が持てますよ」

 後の展開を知ってから振り返ると、素晴らしく笑える発言なので覚えておきたい。


 ――備考。

●本作をプレイするには9.0c以上のDirectXが必須。されど最新のDirectXがインストールされているのに起動しないという事態に直面した。「なにゆえ? 修正パッチも当てているぞ」と小一時間悩み、サポートページを見ても対処法がなく途方に暮れ――いや待て、なんだこれ体験版?

『相州戦神館學園 八命陣』『Electro Arms』の体験版が起動しない場合(13年10月04日更新)

最新のDirectXがインストールされているのに、malie.exe実行時に
「DirectXが最新の状態ではないためダウンロードページに移動しますか」とメッセージが出る場合の解決法

この度は弊社製品『相州戦神館學園 八命陣』『Electro Arms』の体験版をダウンロード頂きまして、ありがとうございます。
最新のDirectXがインストールされていますと診断されましても、過去のDirectXと互換性がない場合がございます。
メッセージが出る場合は、お手数ですが「DirectX エンド ユーザー ランタイム」のインストールをお願いします。

 なぜか製品版ではなく体験版のサポートに解決法が載っていた。そしてプレイできるようになっても、起動時に表示されるメーカー名の上部を見やれば、うっすら「体験版」の三文字がある始末で……戟法の剛に解法の崩を重ねて殴りたくなるレベル。

●『Dies irae』と同じく推奨度Sにしようかと考えたけれど……一つ下げる。これは「そこまで同じなのはどうなんだ?」との疑問によるもので、さすがにネタバレが過ぎるため反転表示。↓にはラストの展開が含まれます。

 詠唱とかファンが好きなお約束はいいんだよ。需要があるわけだから。ヒロイン以外に魅力を感じるのも毎度のこと。作中で最も応援したいカップルを挙げろと言われれば、たぶん多くが「月が綺麗ですね」の二人を推すはずだし。……しかしだ。「生まれ変わって幸せに。めでたしめでたし」という結末を何回やるつもりだよ? 同一人物としか思えぬ転生展開で茶を濁すのは飽きたよ! 「もし生まれ変わったら」なんて目を輝かせて言ってたくない――B'zの歌にもあるが同感。女神の優しい世界ならともかく、無関係の世界観でそれは違うだろうと思うんだよ。

 続編の限りなく屁理屈に近い言い分なんぞは失笑しか。……要は「起承転結の結だけが気に入らなかった」に尽きる。


 推奨度――A。


相州戦神館學園 八命陣 応援中!

カスタムメイド3D

 一言で表すなら、カスタム御苑生メイ奴3Dである。


●ここの感想では珍しい、いわゆる抜きゲーに属する作品。3Dタイトルは初。……レアだ。

●祖父が営む上流社会専用サロン(要は超高級風俗店)を、なぜか譲り受けることになった主人公。サロンを引き継ぐためには、まず客として通いつつメイド(要は風俗嬢)を性的に教育し信頼を得ねばならない。客でありながら主人というのは、メイド喫茶に近いと言えなくもないか……?

●カスタム――すなわちキャラクターメイキングは幅が広い。見目は好みに合わせ大きく調整可能。服装もメイド服に限らず、また性経験も変更できる。特筆すべきは性格で、これは「甘えん坊」「純真」「クーデレ」「ツンデレ」の四種から選択可能。声優の演じ分けが見事だった。

●「ステージパフォーマンス」ではメイドがダンスを披露する。最初は「風俗で踊りなんざ観てもなあ……」と無関心だったものの、ぬるぬると動くダンスは高い3D技術を堪能でき存外に面白い。難を述べれば踊りが完璧すぎて「もうダンスの世界で生きていけよ」となること。明らかに風俗嬢の一芸レベルではない!

●メイドには二種の称号も与えられる。調教していけば付与されるものと「メイド検定」で得られるものに分かれ、後者の特級は「地下アイドルメイド」――って主人の知らぬ間に地下アイドルだと!? ただ↑を観れば、確かにアイドルを目指せる逸材ではありそう。

●プロフィールに関わる部分以外は自由にカスタムできる。さながら別人への変身で、カメンライドやゴーカイチェンジを連想していたら……まさかのオナホ特典に!(後述)

●好感度が下がる選択をし続けると、メイドが正反対の性格になることも。これは会話に限らずプレイルームの行動も影響を及ぼす。例えば甘えん坊に嫌がる行為を重ねた場合、このような会話が発生。

「んーーーんんーーーーー……」

「どうしたの、いきなり唸りだして?」

「あのねあのね、思った事があるの!」

「思った事? 何を?」

「もしかしたら、ご主人様って素直じゃない女の子の方が好きなのかなって。」

「素直じゃない女の子?」

「うん、照れ隠しにツンケンしちゃって、あとで後悔しちゃうみたいな女の子。」

「あー、確かにそういうの好きかもしれないな。」

「やっぱり、そうなの?! そうじゃないかなって思ってたんだ。」

「で、どうしてそういう女の子が好きだと、(メイドの名前)が唸るの?」

「私ってご主人様のメイドでしょ、だからご主人様好みの女の子じゃなきゃいけないと思うの。」

「うん、それで?」

「だからね、今度からそういう風にしてみようかと思うの、良いよね?」

 ここで選択肢が出て、承諾するとツンデレに(甘えん坊→ツンデレ)。好みに合わせた演技と解釈はできても、二重人格すら疑える別人化は怖い。逆に優しく接すると……、

「あのさ~……」

「え、何?」

「いや、いいわ、面倒だし……」

「何? 気になるしちゃんと言ってよ!」

「え~、でもな~……ん~、どうしよう……」

「どうしたの、いつになく歯切れが悪いけど、言いにくい事? 何か悩みでもあるの?」

「悩みって言うか……ちょっと確認なんだけどさ、ご主人様って……」

「うん、何?」

「あー、やっぱりいい!」

「だーー!! そこまで言ったなら最後まで言えよ、気になるじゃないか!!」

「え~……まあ、そこまで言うなら言うけどさ……だけどな~……」

「だーー!! さっさと言う!!」

「わ、わかったわよ、そんな怒鳴らなくても良いじゃない!」
「だからさ……ご主人様って、女の子女の子した可愛い系の女の子好きだったりする?」

 再度の二択。好きだと返答してしまえば再び性格が一変する(ツンデレ→甘えん坊)。デレ=人格交代の可能性を指摘したい。


 ――備考。

●多くのプラグインや追加パックがあり、バリエーションの増加が可能。「ビジュアルパック」を追加すれば容姿のパーツが増え、「スキルパック」を追加すればマニアックなプレイが増え、「性格パック」を追加すれば新たな性格が加わり、既存の性格でも「ボイスパック」を追加すれば新規声優で異なる演技が堪能できる――と、枚挙に暇がない。

●抜きゲーとしてのコストパフォーマンスは、ある意味で最高クラスと言えるのだろうけれど……有料の拡張パッケージ全てを購入するとコスト自体も高くなりすぎる。「俺は御苑生メイ派だ、別の声なぞ要らぬわ!」「僕マゾだから主従逆転騎乗位は欲しいです……」といった取捨選択が切要。

●『with Ju-C AIR』なる、オナホールとコラボレーションしたソフトが発売された。こちらはワイヤレス仕様が特徴……らしい。また育成要素がなく、各拡張パッケージも適用できない……らしい。さすがに購入する気は起きないものの、店舗別特典が相変わらずチャレンジャーで笑える。海賊+ディケイ○ライバーの「戦隊ヒーローコスチューム」は、変身コスプレしまくる身には似合っているのでは……と、一ファンの好意的見解を述べておきたい。


 推奨度――S。


解決スチームパンクシリーズ耽綴談

「スチームパンク」検索で来られる方が多いので、例外を重ねた補足記事を。
 広義のスチームパンク作品ではなく、あくまでライアーソフトのスチームパンクシリーズに関する記事となっています。
 検索キーワードから代表的なものを五つほど述べていこうかと。感想とは少し違うため、いささか文体が丁寧。



「スチームパンク 順番」

 とにかく多い検索ワード。順に並べると、こうなります。

蒼天そうてんのセレナリア -What a beautiful world-』。
 二〇〇六年に発売。ゲーム内の西暦は一九〇二年(ファンディスクは一九〇三年。同年末よりインガノック暦が開始)。
赫炎せきえんのインガノック -What a beautiful people-』。
 二〇〇七年に発売。ゲーム内の西暦は一九〇四年。
漆黒しっこくのシャルノス -What a beautiful tomorrow-』。
 二〇〇八年に発売。ゲーム内の西暦は一九〇五年。
白光ひかりのヴァルーシア -What a beautiful hopes-』。
 二〇〇九年に発売。ゲーム内の西暦は一九〇六年。
紫影しえいのソナーニル -What a beautiful memories-』。
 二〇一〇年に発売。ゲーム内の西暦は一九〇七年。
黄雷おうらいのガクトゥーン -What a shining braves-』。
 二〇一二年に発売。ゲーム内の西暦は一九〇八年。

 ほぼ一年間隔。『黄雷のガクトゥーン』のみ副題が「beautiful」でない点に注目。
 作中での始まりは一九〇二年。『紫影のソナーニル』にてニューヨークが廃墟と化した年でもあります。



「スチームパンクとは」

 元の記事では「蒸気機関が現実より発達した異世界の物語」と簡潔に書いていますが、この異世界という記述について少し……。

 スチームパンクシリーズの舞台においては、異世界の意味が宇宙的恐怖のベクトルで違い、なんと地球と別の惑星がつながっています。
 ↑の作品群の八十年前――西暦一八二二年、ランドルフ・カーターなる博士がイギリスの北海に『門』を発見。
 博士は友人であるチャールズ・バベッジ博士と、これまた博士号持ちの才媛ローラ・ジェサイア・ネーデルマンとで、なんとか門を越えることに成功します。
 そこは「カダス」と呼ばれる広大なファンタジー世界(と誤認した別惑星)。二千年にも及ぶ蒸気機関の歴史を持っていました。
 友好な関係を築けたならば技術交流は基本。博士トリオ――「ザ・ファースト」の一人、バベッジ博士は地球の機関技術その他を提供。
 進歩が停滞していたカダスの蒸気文明は、異なる世界の知識が合わさることで驚異的な発展を遂げ、機関による産業革命が双方の世界で起きました。
 されど蒸気文明が発達した弊害として、空や海が排煙で汚染されまくってしまうのは皮肉というもの。
 蒸気コンピュータ「大階差機関」を開発し、蒸気王とまで謳われたバベッジ博士は後悔します。頭いいんだから最初に気づけよ。

 なぜ蒸気機関が発達しているのかという理由が用意された作品もあれば、用意されていない作品もありますが……スチームパンクシリーズは前者。
 根本にある「なぜ二つの世界がつながっているのか」が気になるところで、桜井光さん(↓)のサークルENGINE SMOKER頒布の小説『ウルタール考~月世界への扉~』によれば、神代の時代にカダスと地球の行き来はなかった様子。
 行き来がないなら門もないはずと断定するのは軽率。そんなことでは碩学になれませんよ!
 しかし勉強嫌いで、大学など進路の選択肢にもなかったこの身、碩学も碩儒も知ったこっちゃありません。
 軽率は承知で推察すると……門は惑星が形成される段階で生じたのではなく、後の時代に何かあるいは何者か(黒の神が怪しい)の作用によって生まれたのかしらん。



「スチームパンク ライアーソフト 桜井光」

 ライアーソフトはスチームパンクシリーズを制作・発売しているメーカーで、桜井光さんは企画&脚本を担当されている生みの親。
 名前が「光」の方は三文字であることが多いような気が……。物書きにも何人か。

「声優でもいるよね。緑川光とか一色光とか」「――後者は五文字だ、このニワカ野郎がッ!」

 一色ヒカルさんは『黄雷のガクトゥーン』でヒロインを演じられています。



「スチームパンク テンプレ」

 検索ワードは他に「テンプレート」「テンプレ戦闘」など。
『赫炎のインガノック』から続く様式美。各章で同じ演出を繰り返すというもの。
 18禁ゲームだと、いつも濡れ場の構図が同じシナリオライターが沢山いますが、あれはただ引き出しが少なかったり、無難に受け入れられるパターンだったりするだけの話なので別。
 戦闘だと……例えばコレ。バンダースナッチ版。

――クリッターは不滅――
――物理破壊は不可能――

――バンダースナッチの場合――

――唯一の破壊方法は――

――全情報の焼却処理――

「……なるほど、確かに。
 人はきみに何もできないだろう。」

精神の死、バンダースナッチ。
情報空間の領域に加護された情報体。
故に、確かに人間はこれを殺せない。

唯一の破壊方法は焼却処理。
故に、絶対に人間はこれを殺せない。

情報空間に潜むものは誰にも焼けない。
けれど、けれど。

――けれど。

「けれど、どうやら。
 鋼の“彼”は人ではない。」

 クリッターではバンダースナッチが好き。『この俺たちでさえも! 本当にこうありたいと望んだと思うか!』の人間臭さは異常。



「スチームパンク ネタバレ」

 僕は、きみにこう言おう。

 この俺たちでさえも! 本当にキーアに濡れ場がないことを望んだと思うか!
 この俺たちでさえも! 本当にメアリに濡れ場がないことを望んだと思うか!
 この俺たちでさえも! 以下略!!

 かわしまりのボイス率が高い。



 最後にタイトルの元ネタを。

猫撫ディストーション

 一言で表すなら、思考実験をリアルで再現しようとした結果ロクでもないことになる話である。


●ジャンルは「揺らがないADV」。テーマが「家族」となれば、かの傑作『家族計画』を連想させる。そちらの台詞を引用するのなら、まさしくコレ。

「ほら、はじまった」
「あれが、密閉空間に蔓延する病気だよ」

 密閉空間には生死不明の猫。病んだ家族がどこかの計画に巻き込まれてしまう。

●インテリぶったオタクは、高確率で「シュレディンガーの猫」が大好き。量子論は知らずとも、この思考実験だけは知っているという人は珍しくない。そんなユーザー向けの「オタクでもわかる量子力学~入門編~」と言える作品。

●ヒロインは五人。濡れ場は三つから四つで、あまり需要がなさそうな式子が最多。脚本量もやけに多く、最短であろう柚ルートの三、四倍くらいはあったような……? 濡れ場を入れるなら子作りの回想シーンが欲しかった(好感を持てたのは電卓さんしかいないので)。

●多彩な画面効果や可変メッセージフレームは流動的で面白い反面、病人の狂騒をより見苦しく演出する作用をも果たしてしまっている。笑えるはずのシーンでも寒すぎて笑えないことが大半。

●複数原画にありがちなキャラクターデザインの不調和感は本作も強い。最たる異彩を放つのが妹の琴子。アルビノのみならず、この狂気すら感じる衣服を見よ! まあ母さんもデートなのにエプロン姿だったりと、結衣姉さん以外の服装は全員おかしいか……。常に制服姿の親子には、まず私服を与えるのが先。

●続編(正確には続編+オムニバス)の『Exodus』が発売されている。本編では触れられなかった多くの謎が明かされる内容で、分割販売に近くもあるのにフルプライス! 狂気とは言わないまでも正気と金銭感覚を疑う。

●退屈な日常シーンと濡れ場が冗長すぎる。テキストボリュームに比してグラフィックが足りておらず、変わらない絵と長ったらしい交尾のコンボはプレイヤーの眠気を導く。濡れ場は本編・続編その全てのシーンにおいて、全く同じBGMが使用されるワンパターンぶり。プレイを重ねていくと「ほら、はじまった……」と嘆息も重なる。


 ――備考。

●個人的には不快感が強い作品だった。最も気に入らないのが「難解なシナリオだが平易に説明してやったぞ」と言わんばかりの、読み手の理解力を軽んじているとしか思えない脚本。これは物語紹介にて「オリジナル版」と「わかりやすい版」の二つが用意されている時点で感じていたのだけれど……。しかも主人公が屑・ヘタレ・うざったいと三拍子そろっている。

●人を選ぶ作品で、価格相応に楽しめるかは意見が分かれるところ。……ただ続編と合わせれば二万円近い額を相応と見るのは無理があり、こだわらないなら中古が安いのでそちらを推奨。ショップ特典が豪華・多彩であったためか、特典目当ての売却が多かった(多くが売られれば、当然安くなる)。

●曲の質は文句なし。とりわけ続編のエンディングテーマ「リピカ」が好き。……なのだが、プレイ中「この展開は『アニメじゃない』だな」と考えていたら、脳内イメージソングが無関係のアニソンで定着してしまった。

みんなが寝静まった夜
窓から空を見ていると
とっても すごいものを見たんだ
大人は誰も笑いながら
テレビの見過ぎと言うけど
僕は 絶対に絶対に
嘘なんか言ってない

常識という眼鏡で
僕たちの世界は
のぞけやしないのさ
夢を忘れた
古い地球人よ

 アニメじゃないアニメじゃないゲームのことさ!


 推奨度――C。


WHITESOFT『猫撫ディストーション』応援中!

電激ストライカー

 一言で表すなら、仮面ライダーストライカーである。


仮面ライダーストライカーとは、仮面ライダーストロンガーの能力(電撃)を持つライダーマンのことである! なんか名前も似ているな。

●「三つの章で描かれるセイギのミカタの物語」で、熱いヒーローもの。ヒーロー作品としては王道中の王道。アダルト作品としては邪道かもしれないが、大丈夫。同じ道を歩む仲間がいるよ!

●最初にプレイする零の章は全十話。続く天の章は九話で終わり、十話からミラー大佐(CV緒方恵美。歌手としても一曲担当している)主人公の空の章。天と空の章は合わせて全十二話――これは標準的な1クールアニメと同じ話数。

●ボーカル曲は五曲しかない。オープニングテーマと挿入歌(どちらもヒーロー系アニメソングそのもの)、各章のエンディングテーマが一曲ずつ。……普通に考えれば「五曲もある」なのに、OVERDRIVEはバンドものばかり出しているため基準が狂っていた。

●バトルシーンの盛り上がる場面などにアニメーションパートを導入しているため、実際アニメ作品としての見方も間違ってはいない。アニメパートの監督はワタナベシンイチさん。……ってナベシン!? ナベシンじゃないか!(作風も本人も独特すぎる名物監督)

●選択肢は三つのみ。各章は順番が決まっているため、何を選んでもテキストが少し変わる程度の差異。一応「ジャックの日記」のコンプリートには影響するものの……おまけ要素でしかなく。

●昭和ライダーのオマージュと思われる設定や展開が多い。主人公とヒロインの姓も、仮面ライダー1号からライダーマンまでの四人(本郷猛・一文字隼人・風見志郎・結城丈二)が由来か。……本当に企画者、ライダー詳しくないの?


 ――備考。

●主人公・結城ヤマトの由来でもある結城丈二=ライダーマンは、強化服によって身体能力を増幅している。昭和の他ライダーとは違い改造人間ではないために弱い。右腕が義手となっており、義手部分に各種アタッチメントを装着、用途に応じて交換しつつ戦う。――各種アタッチメント=ストライカードライブ。バイクに乗らないのは残念。

●濡れ場があるのは二人のみ。ショップ購入特典の「※特典絵柄にはゲーム本編で攻略できないキャラクターも含まれます。」は泣いていい。個人的に推すのは「にこにこ劇場・原作版パッチ」。何を隠そう、衝動買いをさせた元凶だったりする(特典のバカさに釣られた。後悔はしていないので結果オーライ)。

●発売より一年後『超電激ストライカー』がリリースされた。旧版を持っていれば追加ダウンロード版もあり。新規・追加要素はこちらを参照。もう泣かなくていい! 愛の章はヒルコ少尉がヒロインとなる物語で、鋼の章は風見リンとその姉クリエ(左腕が義手!)の物語。鋼・光の章は「本郷はるなと結ばれなかった零の章の続き」というメインヒロインいじめ。烈の章? ねえよ。


 推奨度――B(ヒーローものが好きならA)。


OVERDRIVE最新作「電激ストライカー」2011年06月24日発売!

穢翼のユースティア

 一言で表すなら、オーガストの本気(アーネスト・オブ・オーガスト)である。


●かつて神は傲慢な人類に怒り、大地を見捨てた。崩壊していく世界。だが唯一祈りを忘れていなかった聖女が許しを請うと、最後に残った都市は天に浮上。聖女とその敬虔な信者だけが滅亡より救われた。――それから約五百年。世界でただ一つ残った浮遊都市が舞台。

●ハードな世界観のダークファンタジー。明るい萌え系ばかり制作してきたオーガストでは相当の異色作となっており、メーカーのファンであればこそ趣味に合わない可能性もある。

●ほぼ一本道なので進行に苦はなし。ヒロインに対して好意的な選択肢を選んでおけば分岐が発生する。ゲームの難易度としてはハードどころかイージーそのもの。

●「ヒロインを選ばないことで次の章に進む」方式。一見するとヒロインたちを切り捨てられていく感があり、好個の例としては実際に見殺しにしていく『あした出逢った少女』などが挙げられる。本作にバッドエンドはないため悪夢の再来にはならない。そこは安心。

●明確な主人公が存在していながら群集劇としても成り立つバランスは見事。いわゆる「空気」のキャラクターは皆無で、選ばれなかったヒロインたちもフェードアウトすることなく物語を盛り上げる。

●システム環境も不足なし。BGMの曲名表示は蛇足機能としか思えないけれど(どの曲名も気取った横文字なのが気に障りもした)……それはそれとして主題歌もいい。オープニングムービーは必見。

●この系統のゲームにしては濡れ場も多い部類。一ヒロインにつき四つある。聖女のみ三つだが、代わりに3Pが用意されているので結果オーライ――と見るかは性癖によりけり。個人的には大いにオーライ。それらとは別に娼婦三人との濡れ場も存在する。こちらは4Pになるわけではなく個別。惜しいと見るかは性癖によりけり。


 ――備考。

●カイム・アストレアは自分好みの主人公像だった。最終章だけへたれるのはご愛嬌。バカみたいに火酒を飲みまくるのもご愛嬌。尻ばかり見せるのもご愛嬌。……アレ? 本当にこんなのが好みなのか自分よ。

●前史のストーリーが、全六章のドラマCDとしてリリース中。ヒロイン五人に加えて、あのトラウマお姉さんの娼婦時代も。見るからに作中トップクラスの巨乳、プラス娼婦となれば濡れ場はないほうがおかしいのでは……? 悲劇は往々にして不条理なものだという証の一つ。

●初回版が発売される前月、掛け値なしの悲劇である東日本大震災が起きた。「大崩落」の描写は大震災を強く連想させるもので……発売が自粛されなかったことに感謝。制作や発売が中止となったり、中止にはならずとも延期される運びとなった作品(ゲームに限らず)は少なくない。


 推奨度――S。


『穢翼のユースティア』は2011年4月28日発売予定です。

黄昏のシンセミア

 一言で表すなら、女の子と山orジャコスに行く伝奇ゲーである。


●ジャンルは「絆を受け継ぐ純愛ADV」。まるで心が温まる感動物語のようだ。……間違ってはいない。

●絆を受け継ぐ→伝承→伝奇=オカルト&サスペンス。謎が謎を呼び、化け物が化け物を呼ぶ脚本。心は温かく背筋は冷える。プレイは夏を推奨。

●妹ゲーでもある。メインヒロインは主人公の実妹(サブヒロインには従妹も)。近親相姦のタブーを犯す苦悩、主人公が覚悟を固めるまでの過程、結ばれてからは周囲の人間たちの反応をもしっかりと描いているのは好印象。

●同時に年上・巨乳率も高い。これは広いユーザー層に受け入れられるあざとい見事なバランス。全体的に隙がなく、さすが萌えゲーアワード大賞で満場一致の金賞に輝いただけはある。

●憎たらしく思えるほど充実しているのがシステム面。「機能にフルボッコされた感じ」という珍しい感想を記しておきたい。

「まずショートカットキーは欲しい。長い話なんだから『次の選択肢へ進む』『前の選択肢に戻る』も」
「その程度の機能は基本」
「ならウィンドウ表示時サイズは? 解像度やフォントの選択はできるの?」
「その程度の機能は標準」
「セーブ&ロードしなくても自由に好きなシーンへ戻れると助かるんだが」
「フローチャート機能を用いれば思いのままに。あらすじも表示されるので迷わない」
「レアシステム出たな。フロー採用型なら選択肢分岐も一目瞭然か……。……他には……、……基本に立ち返ろう。案外バグとかあるんじゃね?」
「……修正パッチは、確かに出ている」
「よっしゃ一矢報いた!」
「修正とは無関係に、スクリーンショット可能パッチもダウンロード可能」
「これ以上の機能拡張だと……!? いや待て、そういう無駄な便利機能を増やしすぎて要求スペックが高くなり、逆に動作が重くなるのはよくある話ィ!」
「サポートツール実装。環境依存の不都合回避に省メモリ動作モードもある」
「 な ん だ そ れ 」

●立ち絵のある全キャラクターに濡れ場が存在(一人はバッドエンドのIF展開)し、既婚の叔母を除く全員にエンディングが用意されている。ありがちな「魅力的なのに攻略できない」不満とは無縁に近い。

●主人公以外の視点や、IFにAfterといったシナリオは「フラグメント」でプレイ可能。フローチャート同様、本編の進捗に応じて追加されていく。


 ――備考。

●ジャスコ(イオン)は特別宣伝賞か何かを授与してもいいレベル。ジャコスジャコスジャコスと……タカミ商店より口にされていた気がするぞ店名!

実妹の身長と体重が、ほぼ自分と同じだった。他にも共通点が散見し親近感を覚える。よって個人的には妹ゲーならぬ兄ゲー。兄さんが好みすぎて抱かれたい。

●タイトルの形式が似ていたので、最初スチームパンクシリーズの新作かと勘違いした。……記事URL「http://sefcond.blog.fc2.com/blog-entry-16.html」(16=イロ)に対し、逆の「http://sefcond.blog.fc2.com/blog-entry-61.html」としておく。


 推奨度――S。


『黄昏のシンセミア』を応援しています!

素晴らしき日々~不連続存在~

 一言で表すなら、終ノ空ノ追である。


●ケロQデビュー作『終ノ空』のリメイク(に見える)作品。ただのリメイクではなく根幹部分の設定が大きく変わっている。『新世紀エヴァンゲリオン』と『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の関係が近いか……。新世紀どころか旧世紀で終わっている疑惑あり。

●『終ノ空』は、簡潔に述べるなら「重度の妄想癖を抱えた頭の弱いガキが、勘違いと間の悪さから暴走して周囲を巻き込み、それが連鎖していく話」。哲学と終末論に毒されすぎて大変なことになる。今作も大筋ではそんな感じ。とりわけ「Down the Rabbit-HoleⅡ」は、ほぼ『終ノ空』水上行人の視点をなぞっている。

●水上ユキト→水上ユキ&ユウキ皆守。若槻琴美→『らき☆すた』的姉妹に分裂。……それぞれ大幅に外見や性別などが変更されているのは面白い。旧作を知る人間に対してはミスリードにもなる。変化が少ないのは、高島ざくろ(やっぱりエンジェルアドバイズ。そしてバカ)間宮卓司(やっぱりフタナリスト。そしてバカ)音無彩名(やっぱりカント女性器。そのギャグつまらないと思うんだ……)の三名くらい。「狂気の震源地」がこう変わるのは劇的なビフォーアフター。

●彩名は『終ノ空』と同一の存在と思われる。「でこピンぐらいにした方が良いと思う」などは旧作参照。ふたなり妄想以外の濡れ場も旧作参照。横山やす子の濡れ場も旧作参照。今作のやす子はミスリード要員でしかないので少し残念。

●何かと精神的なストーリーは、とにかく人を選ぶ。いじめ描写も多く、かつ長いため注意が必要。加えて『終ノ空』を知っていると見覚えのあるテキストが多々見受けられもする。既知の展開は眠くなった。

●『終ノ空』は一九九九年発売ということを差し引いても同人レベル。誤脱が多いわバグもあるわと難点が目立った。……あれからここまで進化するとは! ツールの進歩(携帯電話やインターネットなど)も活用した脚本は段違いに重厚で、強引な展開であろうと押し通せる覚醒剤の万能さにも注目したい。

●複数の主人公の視点より描かれる構成、いかにもな副題「不連続存在」、いかにもな部屋の構造に指紋――。これらを総合的に考えると二周目の時点で真実がバレバレ。魅力的な謎が多いのに、大半の真相を隠そうともしていないのは疑問が残った。


 ――備考。

●「言葉と旋律の物語」であり、それだけにサウンド面にも力を入れている。ボーカル曲も多い。あのざくろが歌うなんて……!?

●普通のゲームではバッドエンドを描いてからハッピーエンドで締めることが多い。ざくろに注目した場合、今作はハッピーエンドが先という変則的な構成になる。彼女に救いのある結末の存在は旧作ファンにはうれしいところ。

●最終エンディングは「終ノ空Ⅱ」。リメイクに見せて、実際は続編に近いことがわかる(制作意図は別としても)。あるいは完結編。もしくは完結などしない魂のループ。狂気は永遠に。


 推奨度――S。


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