うたわれるもの

 一言で表すなら、「ゲーマーの皆さーん、うたわれるものですよー」(小山力也ボイスで)である。


●ジャンルは「AVG+SLG」(アドベンチャーゲーム+シミュレーションRPG)。DVD-ROM版は戦闘パートの難易度が調整できる。これはロットアップしているCD-ROM版と同じ「標準難度」、それとは比較にならないほどシビアな「高難度」の三種類より選択可能。

●ストーリーの分岐はなし。戦闘パートとキャラクターの育成以外、特に悩むことはないはず(主人公だけを重点的に育ててしまうと、終盤あらゆる意味で泣く)。進行に応じ追加・修正されていく用語辞典も用意されている。

●テレビアニメにもなった。物語を楽しむならこちらで十分とも言える。濡れ場に重きを置くとしても……性的な描写は申し訳程度のものだしなあ。挿入から三クリック後に射精する早漏ぶりは、エロゲー界の語り草。

●アイヌ的な風習が散見される、独特の世界観が魅力。加えて絵も綺麗。基本的に美形ぞろいで、例外は序盤で登場する何人かの権力者だけ。早漏を除けば完璧超人のハクオロは、仮面を付けていても明らかに美形とわかる。

●獣の耳や尾、強靭な肉体や翼などを持つ亜人間たちが、個々の部族に分かれコミュニティを形成している世界。――辺境の小村で目覚めた記憶喪失の主人公は、村の発展に力を貸す日々を送る。だが↑の気持ち悪い権力者のせいで、彼らは叛乱軍として蜂起することになってしまう。最愛の人や仲間、国のため戦いに身を投じる者たち。自らの信念を、欲求を譲らない者たち。各々が各々の理由で、戦乱の時代を加速させていく。

●美少女ゲームには、いわゆる「のっぺらぼうの主人公」――感情移入を妨げないよう、顔の輪郭が描かれなかったり、前髪で顔を隠していたりする主人公が多く見られる。これは逆に気になってしまう人も多い(自分もその一人)。対して本作のハクオロは「外すことのできない仮面」でその問題をクリア。また本名プレイでなければ感情移入できないユーザーであっても、記憶を失い名前を与えられる展開ならば自己を投影しやすいか。

●設定や描写の説明不足が多々あるのは残念。最低でもカミュの吸血に関しては明確な説明が欲しかった。「濡れ場のための設定」で済ませたくはないので。

●アニメ版の「夢想歌」や、PS2・PSP移植版の「君だけの旅路」と比べれば知名度こそ劣るものの、発売当時は珍しかったフルアニメーションのオープニングムービーもかなりの出来。ボーカルはないのにコーラスがあり「うう゛! にゃー!」と言っているように聴こえる。曲名は「うたわれるもの」。


 ――備考。

●最後まで意味がわからなかった「うたわれるもの」は、つまり「謳われる者」と「唄われる者」か……。神と子守唄。

●アニメと連動したネットラジオ「うたわれるものらじお」は、そのパーソナリティーの突き抜けっぷりから一躍トップ人気となった。ゲームのエルルゥはフォークで攻撃したりしない。回復役なので勘違いしないように。


 推奨度――S。


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Author:わたげor火山
多忙で放置しがちになってしまったブログです。久々にエロゲーやりたい。

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