ANGELBULLET

 一言で表すなら、うんこゲーである。


●二つのゲームシステム「戦闘」と「調教」、とりわけ後者が最大の特徴。生死(精子)をかけ銃弾を放て!

●狼男やらジャージー・デビルやら伝説のガンマンやらを銃撃戦闘にて撃退していく。さほど戦闘は難しくないので、勝利とは明らかに関係しない行動を選択するのも楽しい。逆に土下座調教パートの難易度は最高レベル。例えば「特殊な衣装でイカせていただく」――これに興奮する難しさは並大抵のものではなし。

サイコロを振って「説得に成功した!」とか、そんなバカなことを平気でやるのが土下座調教。調教内容の選択肢は「脱衣でイカせていただく」か、または「手でイカせていただく」「足でイカせていただく」などが比較的マトモな部類。手を選ぶと男性器ネームが「魔羅」に、足を選ぶと男性器ネームが「ジョン」になったりする。……訂正、マトモじゃなかった。

●意外なことに性的な実用性を全く有していないわけでもない。バットエンドとなる場合、必ず陵辱系の濡れ場に突入する。後に『狼と香辛料』で有名になる文倉十さんの絵ということもあり、ファンなら試してみるのも悪くない……かなあ?

●西部劇のヒーローが多数登場し、それだけでファンなら楽しめるのでは。そうした知識があったほうが面白いにせよ、知らずとも支障は少ないかと。自分も詳しくはなかったので。なお地味にノベライズ化されている。そちらは未読なので知らない。

●総じて意外な良作。けれど問題点とて少なくない。列挙すると「誤字脱字が多い」「声優に大根役者も何人かいる」「物語展開のスケールは大きいものの、なぜそうなるのかは謎(例えるなら人類補完計画)」「元ネタを知らない場合、理解が及ばない部分も皆無ではない(とりわけ火星)」など。

●序盤はハイテンポでノリのいいバカゲー。しかし回を重ねるごとにシリアスな展開になり、最終話は完全に別物と化す。最後の敵は18禁ゲーム史上でも最高位に違いない「最強の敵」。人知を超えた強さのインフレは一見の価値あり。だがうんこである。

●ギャグ展開とはベクトルが違うものの、シリアス展開も大いに楽しめた。主人公は異端キリスト派の人間。「神の信仰」は物語後半で大きなテーマとなってくる。しかもインディアンが描かれることで、宗教の暗部も大いに。キリスト教を掲げてインディアンを虐殺する白人は史実。異端の神父であるクラウス、彼の立ち位置に注目。


 ――備考。

●『Forest』を連想した。メーカーが同じだとか、ヒロインの声優で四人中三人が同じだとか、そういうことは別にしても――物語の中核となる「ディープな元ネタ」の存在で。童話の『Forest』に対し、西部劇の『ANGELBULLET』という印象。

●土下座調教には「排泄行為でイカせていただく」の選択肢もあれど、だから「うんこゲー」というわけではない。これは最後までプレイするとわかるはず。「うんこ」を決め台詞にまで昇華させた怪作。


 推奨度――A。


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多忙で放置しがちになってしまったブログです。久々にエロゲーやりたい。

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