レコンキスタ

 一言で表すなら、ゾンビキレタである。


●活動休止したねこねこソフトのスタッフが集まり、新たに立ち上げたコットンソフトの第二作。ゲームのグラフィックにテキスト、作品全体から感じる雰囲気――それら全てが旧ねこねこソフトそのもの。日常を描いた萌え系が多いだけに、今作も毎度の路線かと思えば「ミステリアス・恋愛ADV」ときた!

●シナリオライターの筆致は少し稚拙と感じるもので、特に文章が上手いとは思わない。良くも悪くもねこねこ色のライトさ。目新しい設定はないし、ストーリー展開にも斬新さはなく、明らかに無理がある点とて散見した。――が、それでも面白い。

●二人の主人公は、最終的には四人に増え、状況に応じヒロイン視点にも切り替わる。ゲームが進行するごとに「年表」へ追加されるサブエピソード。多重視点で物語が密度を増していく。数十年、三世代に及んだ一連の物語。失ったものを取り戻そうとする者たちの苦悩と奔走――。無駄なキャラクターなぞ一人もいない。

●オープニング&エンディングテーマも特筆に値する。歌うのは飛蘭さんとYURIAさん。歌声もメロディも素晴らしく、物語を大いに表した詞とて文句なしの百点満点。

穴だらけの行動なのに結果が応えてしまうという、一番手に負えないパターンの汐見先生。このゲーム、男性陣に声はないのだけれど……彼だけはボイスが欲しかったなあ!(ネタ的に)

●ヒロインに刃物を持たせるとロクなことをしない作品。とりわけナイフに要注意。意外にも「首刈り女」こと秋月暮葉はそこまで危なくない。さすが黒髪ロング(関係ありません)、話せばわかってくれるんだ!

●と思いきや黒髪ロング幼女、主人公の愛娘(ゲーム開始時から一児の父という異色主人公がいる)槙野もみじは怖すぎるバッドエンドを演出するジョーカー。このエンドを含めて、いささかシナリオの疑問点が残ってしまうのは残念だった。

●↑のエンドが顕著だが、ミステリアスと言うよりホラーのほうが近いやも? しかしライトなのは救いとなり、極端に人を選ぶことにもなっていない。まだ萌えゲーの延長でプレイできる範囲……、……でもないな。


 ――備考。

●無駄なキャラはおらずとも、やはり一番を挙げるなら暮葉さん。物語を象徴する人物と言える。演じる北都南さんも、一人三役となれば今作を象徴する声優と言っていいかと。ファンに対しては推奨度S。

●北都南ファンに対して推奨度が大きくプラスされる、その点は『Forest』と同様。あちらは最初からSなので上がりようがないけれど……。ママ! ママ! 優しい優しいママ!(夏至の夜の改賊より)


 推奨度――B。


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多忙で放置しがちになってしまったブログです。久々にエロゲーやりたい。

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