Bullet Butlers

 一言で表すなら、BB弾である。


●『あやかしびと』と同じ制作スタッフの作品。例によって男性キャラクターとバトルシーンに傾倒しまくった「銃と魔法と執事と主のファンタジーAVG」。ファンタジー世界と近代世界が融合した世界観。

●ファンタジーとしては王道中の王道。世界を救った八人の英雄――神話の時代より続く伝説。その手にその身に伝説を得た者の戦い。主人公はエルフと人間のハーフであり、彼が執事として仕えるメインヒロインは竜に変身する種族・ドラゴニュート。しかし変身能力は不完全で翼のみ。他にもドワーフ、ゴブリン、オークなど多彩なファンタジー種族が闊歩する。

●かなりの大作と言える。物語の壮大さとしても単純な長さとしても。面白いから許せるが、この面白さがないと許せないかもしれないほどに長いゲーム。

●やけに長大なシナリオは「濃い」。作り込まれた世界観の描写は臭い立つほど濃厚な緻密さで、巧妙に組み合わさった伏線は山ほどに複雑に。そうした物語の必要部分だけでも膨大なのに、余分な部分もこれまた膨大量。九割の物書きなら描写を省くであろうシーンまでも、憎たらしいほどに読ませる文章で長ったらしく濃密に記述される。

●登場人物を魅力的に描き、ほとんどのキャラに魅せ場が用意されている点は『あやかしびと』同様。今作も主人公を含めフルボイス。……プレイ時間の長大さに大きく貢献する要因となっている。

●プレイ前に修正ファイルの適用を推奨。修正ファイル適用後は一部セーブデータが利用できない場合があるらしく、長いゲームなのでやり直しは避けたい。セルマルートは最後。その前に進めてもバッドエンドになってしまう。


 ――備考。

●個人的に大好きなのが、リック&ベイルの執事・拳銃コンビ。ヒロインよりも好み。他はギュスターヴも好き。ヴァレリアルートでは圧倒的な強さを発揮する人。「○○に対しての絶対支配を可能とする」とか、そういったメタ能力は燃える。「相性の問題だ」などと言われると快感すら感じる。汎用性に欠ける反面、ある分野において究極の絶対性を発揮するのは。

●単純に「無敵」ということなら、不死身のレイスになるのかな……。ギュスターヴとは正反対でシンプルゆえの絶対性。この作品は攻略不可能と思える敵が多い。声だけで通常の三倍の力を誇るシドなど最たるもの。勝てる気がしない。

●主人公の必殺技を「悪鬼喰グール」とするセンスは異常。シナリオ担当の東出祐一郎さんはゾンビマニアとしても知られるため、ある意味では平常運転なのかもしれない。グールはゾンビと同列に語られることも多く、先に紹介した『レコンキスタ』とはゾンビつながり(CV一色ヒカルつながりでも可)。

●ノベライズ版『Bullet Butlers ~虎は弾丸のごとく疾駆する~』も発売されている。今度の執事はハーフ・ワータイガー。ドラゴニュートの主の次がワータイガーの執事となれば――「竜虎相撃つ」とでもまとめておこう。


 推奨度――S。


プロフィール

Author:わたげor火山
多忙で放置しがちになってしまったブログです。久々にエロゲーやりたい。

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