ef - a fairy tale of the two.

 一言で表すなら、おとぎ話ファンタジーは、ひとことじゃない。」(否定!)である。


●『ef - a fairy tale of the two.』というのは物語全体を指す名称。リリースされたタイトルとしては、前編『ef - the first tale.』(以降「第一部」)後編『ef - the latter tale.』(以降「第二部」)に分かれる。ひとつじゃない。

●第一部は『はるのあしおと』を連想させる成長物語。声優など多くの要素が引き継がれている。『ef』でも新海誠さんがオープニングムービーを担当しており、相変わらず反則級。

●「成長」そして「夢」は、後編でも主軸となる代表的なテーマ。しかし『はるおと』から変化がないわけではなく、しっかりと発展させてもいる。例えば第一部のChapter 1は、いわゆる三角関係もの。そして彼らの関係が決着したChapter 2では、Chapter 1での現実と夢の選択を別側面から描く。テーマに「夢は何よりも大切」を掲げる作品は多い。対して『ef』は「夢だけではいけない」と厳しい現実に目を向ける。「おとぎ話」でありながらリアルと向き合う物語。

●第二部では「夢」の見方も広がっていく。前後編――各章の物語は一つに収束し、青年を約束の場所へと向かわせる。進行はほぼ一本道。ゲームとしての難易度は皆無に等しく、その印象も希薄。イメージは映画が近い。

●五人の主人公は皆、何かを生み出すことができる。それぞれ物語だったり映像だったり音楽だったりと。彼らが抱いた夢――それにより得たもの、作り出したものが、主人公とヒロインを結び付かせるという構図は好み。不要な登場人物が一人もいない群像劇。

●総じて異常と思えるほどハイクオリティで、難点を探すのも苦労するレベル。第一部はバグでムービーが再生されず強制終了されることがあるため、修正パッチを当てたほうがいい。それくらいか……。コストパフォーマンスを重視するなら、ゲーム二本分にしてはボリューム不足であることも挙げられる。とりわけ第一部は短い。


 ――備考。

●新海さんのムービーとは別に、第二部にはアニメ版スタッフの手によるムービーも挿入される。できればアニメ第一シリーズ『ef - a tale of memories.』を観てからゲームをプレイしたほうがいい。

●留意すべきはゲームのプレイ順序。アニメの第一シリーズを観るのなら「第一部→アニメ第一シリーズ→第二部」が推奨順。これは作品の発表順でもある(本編の第二部よりもアニメのほうが先)。

●アニメの第二シリーズ『ef - a tale of melodies.』(タイトルが少し違う)は、第一シリーズとは逆。ゲームをプレイしてから観るのが好ましい内容となっているからややこしい。つまり「第一部→アニメ第一シリーズ→第二部→アニメ第二シリーズ」の流れがベスト。アニメの第二シリーズを本編の第二部より先に視聴した場合、あるミスリードが致命的に損なわれてしまうため要注意。

●メディアミックス展開に力を入れたタイトルの一つで、アニメの他にも漫画やCDなど多く出ている。PS2に移植もされているし、後日談を収録したファンディスクも発売された。かなりの数があり、相当のファンでないとフォローしきれない。まずは本編のゲーム(移植版でも可)とアニメ版だけ抑えておけばOK。


 推奨度――S。


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