MARIONETTE -糸使い-

 一言で表すなら、紫色+緑色=MC(マリオネットカラー)である。


●原作はMC小説を取り扱うこちらのサイトに投稿された作品。MC=マインドコントロールで、原作小説のページにも「特殊能力・肉体&精神操作・鬼畜・陵辱」とある。いわゆる催眠・洗脳もの。

●同ジャンルでは多くの場合、モテない男が謎の発情能力とかそんなものを得て、何人かのヒロインを陵辱。ハーレムを形成したり因果応報のバッドエンドを迎えたりと、どちらにせよ色ボケしたまま終わる。――が、そうした作品とは一線を画す。主人公が知力を駆使し、同様の特殊能力保有者を打ち破っていく少年漫画的展開。

●主人公・御影広樹は頭脳明晰で、紫の糸(精神干渉の能力)を手に入れる必要もなく大抵のことができる才子。ヒロイン三人中、姉妹二人には最初から好かれているモテモテ主人公でもある。そんな天才肌の無敵超人が、赤い糸(感覚干渉)や青い糸(肉体干渉)といった他の糸の所有者たちと戦い、次々に力を奪い取り屈服させていく。

●「小説が原作」より「小説の文章をそのままゲームに移した」が近い。やや誤字が多いものの、それさえ修正せずに移したような。物語だけを堪能したいなら、最初から無料の原作小説を読んだほうがいい。軽く読んでみて、これは絵や声が欲しいと思えば購入を検討するのも手。

●金銭を払ってプレイするのであれば、テキストオンリーでは味わえない絵なり音楽なり声優の演技なりに重きを置きたいところ。文章以外にも色気を求めてこそ、初めて購入する価値が生じる。緑色気に満ちまくった広樹役の熱演が光り輝く。

●絵に注目するなら、濡れ場で全裸か半脱ぎかを選択できる「半脱ぎシステム」の存在も大きい。……それはいいとして、システム面は力を入れている箇所とそうでない箇所の差が激しすぎる。バックログ機能がなく手軽に読み返せないのは、小説が原作とは思えない不親切さ。

●このゲームの本番は原作小説で言うところの第二部から。陵辱編の第一部は個別エンディングまで一本道で進むため、スキップを多用することになる。ハーレムエンドを迎えれば第二部に移行。その条件は珍しい。

●プレイするなら『DVD Edition』。CD-ROM版はバグが多数あるので注意。メーカーの活動停止で公式サイトも消えてしまい、サポートが期待できない。DVD-ROM版ではCD-ROM版に見られた多くの不具合を修正している。手ぶらモード(オートモード)で音声終了を待たなかったりと、まだ完璧とは言いがたいのだけれど……。


 ――備考。

●『DVD Edition』は廉価版も発売されている。シナリオ量を踏まえると廉価版こそ適正価格? もう少し安くてもいいか……。元が無料小説となれば。

●陵辱ものの作品としては印象深いシーンや台詞が多い(みさくら語のようなブッ飛んだ卑語という意味ではなく)。例えば広樹の排泄許可発言。

「排泄する事を―――許可する」
「排泄を、許可します」

 それぞれ別の場面で相手も違うのに、口にするのは変わらず排泄許可。やけに後ろの穴に傾倒したシナリオ。


 推奨度――B。
プロフィール

Author:わたげor火山
多忙で放置しがちになってしまったブログです。久々にエロゲーやりたい。

リンクについて。
乳首シールことニプレスについて。

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
好きな作品など
























美少女ゲーム売り上げランキング



ダイレクト特集ページ用バナー(ダウンロード版)










対魔忍アサギ~決戦アリーナ~ オンラインゲーム 蒼の彼方のフォーリズム ダウンロード販売