女郎蜘蛛~呪縛の牝奴隷達~

 一言で表すなら、蜘蛛の糸、呪縛の縄が結んだ縁である。


●プレイしたのは一九九八年に発売されたWindows95版。前年にはPC-98版も出ていたらしい。強制終了の多発に悩まされたのは、バグがあるせいかXPで動かしたせいか判断できず。

●時代は大正。文学風の筆致にてレトロな雰囲気を表現するシナリオは三人称視点となっている。以前に紹介したタイトルでは『神樹の館』が近い。誰もが知る「大正の大事件」も描かれ、結末に大きく影響する。

●緊縛SMを題材にしたアブノーマルな作品でありながら、知る人ぞ知る純愛物語。少し検索すれば「SMゲーで泣かされるとは思わなかった」とか「北畠姉妹に萌えた。屋敷は燃えた」的な感想が見つかるはず。……自分は蝶子派だけれど、主人公を「書生さん」と呼ぶ茉莉絵に少々ときめいたのも否定できない!

●ゲームパートは昼間と夜間に別れ、調教などは夜。かなり自由度が高く、プレイヤーの選択によっては主人公が別人のように変貌。隠れ策士の蝶子をも罠にはめる鬼畜ぶりを発揮したりするのだが、その「加虐度」「狡猾度」も隠しパラメーターになっている。

●主人公とは逆に、良くも悪くもブレないのが中畑伊佐治。卵を愛する詐欺師であり、口にする言葉はどれも怪しい。それでいて強く印象に残る。

「人生なンて歩き回る影で、人はみンな哀れな役者さ。
 阿呆の喋る物語、
 効果音と怒鳴り声は、五月蝿うるさくて堪らんが・・・・・・」
「要するに、全部、空虚からつぽなンだよ。」


 ――備考。

●あらゆるゲームソフトで最も因縁深い作品。最初に『女郎蜘蛛』を知ったのは、中学生のころ本屋で見かけたノベライズ版(確か年齢制限なかったよな……?)。パラパラと目を通し、そこで「原作はパソコンのゲーム? こんな官能小説みたいなゲームあるの?」とエロゲーの存在を知った。そして数年後。家にPCが入り、いざエロゲーとやらに興じてみようと考える。思い出すのは本屋で読んだ、あの……、……あの……、……タイトル忘れたッ!?

●明確に記憶に残っていたのは「明治だか大正だかの話」「ヒロインは三人。母親と娘二人。姉は和服で妹は洋服」の二点のみ。加えてノベライズ版の発売時期から察するにWin95だろう……(当時PC-98は名さえ知らなかった)。それだけを指針に探す。発見したのは五年後、秋葉原のショップにて。五年間も探し続ければ因縁深くもなる。

●入手時には大幅にリメイクされた『女郎蜘蛛~真伝~』が、とうに発売されていた……。リメイク版と知らずパッケージを手に取ったこともある。もしプレイしていれば気づけたものを。……『真伝』は絵が変わりすぎなんだよ!

●……ここまで長々と書いておいて話にならないのだけれど、全く人に薦められるゲームではない。システムが不親切で難易度が高すぎる。この難易度は入手の難しさも含めての話。よって今プレイするのであれば『真伝』一択。安く入手できるSM3800シリーズがベスト。

●SM3800版『真伝』、その作品ページを開くとこうある。

緊縛エロスを追求したあの名作がお値打ち価格3,800円で再登場!『女郎蜘蛛~呪縛の牝奴隷達~』をリメイクした『女郎蜘蛛~真伝~』の廉価版。驚天動地の超大作『仏蘭西少女~Une fille blanche~』(絶賛発売中)にも出演の和風ヒロイン蝶子に萌える!!

 ……驚天動地の……超大作……?(うんざりした顔で) 確かに『仏蘭西少女』とはリンクしているし蝶子も出ているが。Tony絵で萌え度もアップしているが!


 推奨度――C(『真伝』ならB)。


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わたげor火山

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多忙で放置しがちになってしまったブログです。久々にエロゲーやりたい。

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