輝光翼戦記 天空のユミナ

 一言で表すなら、超時空要塞マクロス戦艦ゼーレルム~私の彼はパイロット~である。


●「世界を守る救世主」であるらしい翠下弓那を守るため、主人公の朱島歩武は神撫学園に転入した。しかし当の弓那は暴力事件を起こし、留年決定の事態に陥る。そんな弓那の前に論説部の部長・黒河雲母が現れ、学園の星徒(生徒)会長になれば留年を取り消せるとそそのかす。弓那(の進級)を守る歩武の戦いが始まった。

●選挙で勝たなければ――対戦方式で演説し、多くの票を獲得しなければ会長にはなれない。要は討論。論説戦に勝利し支持を得ていくのが超選挙大戦。トーナメント制で行なわれる超能力バトル。……演説じゃなかったのかよ!

●論説戦は一人のフォワード(前衛)と、支援するバックヤード(後衛)に別れる。フォワードは「序論・本論・結論」を主張。論破を目的とする言葉は、剣や銃といった武器に形を変える。相手に攻撃しダメージを与えられたなら、主張が通じているということ。バックヤードはフォワードを支援する役。励ます言葉で回復や強化をしたり、相手には野次を飛ばして行動を妨害したり……。視覚的には超能力バトルにしか見えない。

●戦闘は選挙活動だけでなく、オーダクル(異世界)内のダンジョンでも発生。本編よりもダンジョン探索……クエストやミッションに時間が取られるのは確実か。戦闘がカットできないこともあり(Ctrlで早送りは可能)極めるまでプレイしようと思えば、百時間程度あっさりと越えてしまう。過去に紹介した全タイトルで最長のプレイ時間。

●ダンジョン探索を必要最小限にしてもまだ長い。超選挙トーナメントに勝ち残ったところで、それは地球編の幕でしかなく宇宙編が待っている。またオールクリアの完結編を出現させるためには、ヒロイン三人のシナリオに加えて、オーダクルでも最低で三周が必要。かつ難易度設定も、周回を重ねるごとに「ノーマル→ハード→スーパーハード」と増えていく。

●音楽に力を入れている他は、ゲーム性の高さが際立つ。無駄に種類の多いスキル能力などは、とてもプレイヤーに把握させる気があるとは思えない。全種類を使い分ける必要はないのが救いか。物語中で重要な役割を果たす歌唱スキルすら、必ずしも使う必要はなかった。

●戦闘やダンジョンは豊富な演出効果が楽しいものの、そうしたバリエーションの多彩さがあろうと、こうも長いと飽きてしまいがち。演出に対して素材が少ないのも気になる。立ち絵が(ほぼ)一枚しかなく、ダンジョンの敵も色が違うだけの同デザインばかりなのはいただけない。

「荒唐無稽」という表現さえもバカらしくなるほどのトンデモ物語。ひたすらに力任せの展開ばかり。しかし、その任せる「力」はビッグバン級(宇宙が爆発する意味で)。敵が大宇宙だろうが神だろうが、殴って倒せるなら殴ればいい――そんな感すらあるスケールの大きさが魅力。


 ――備考。

●ただでさえ長いのに、ファンディスクや続編までもリリースされている。本編のみをプレイするなら廉価版、ファンディスクを含めるなら「大天空パック」の購入を推奨。

●続編『輝光翼戦記 銀の刻のコロナ』も、同様にファンディスクが発売された。購入するのであれば、やはり本編とファンディスクがセットになった「大龍魂パック」推奨。……二度あることは三度ある。ファンディスクが出そうな気配があってすぐにプレイしない場合は、購入を見送ったほうが賢いか。


 推奨度――B。


天空のユミナ
プロフィール

Author:わたげor火山
多忙で放置しがちになってしまったブログです。久々にエロゲーやりたい。

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