ひまわり(同人ゲーム)

 一言で表すなら、これは部活である。


●家族を失い、その記憶さえも失ってしまった主人公・日向陽一。陽一は「宇宙部」の部員として、部長の雨宮銀河と共にロケットを作る日々を送っていた。彼らはある日UFOを目撃する。墜落したそれには少女が乗っており、陽一と同じく記憶喪失に陥っていた……。

●ジャンル名は「ロリっ娘宇宙人同棲アドベンチャー」。宇宙から来たロリっ娘ことアリエスと共に暮らす(同棲する)。そのままなのにジャンル詐欺に等しい。例えるなら『新世紀エヴァンゲリオン』を「ママの体を操作するイケない少年のドキドキ☆スクールライフ」と称するような詐欺ぶり。

●語弊のないジャンルに直すならSF。約四十年後の近未来を舞台に、物語の主軸となるのは宇宙開発と未知のウイルス。確かにロリっ娘たち(ルートによっては姉が増える)と同棲はするのだが……最終シナリオのヒロインはロリですらない。

●意外なほど本格派のSFシナリオは同人作品の標準を大きく上回る。商業作品と比較しても全く遜色がない。実際にコンシューマゲーム機にも移植された。ドラマCD化やコミカライズもされているのは高い評価ゆえ。

●理不尽なバッドエンドが非常に多いのも特徴。アクア編はその最たるもの。ひたすらツンデレ少女の機嫌を窺うルートと呼んでも過言ではなく、恐怖のバッドエンド「摘出」が存在するのもアクア編。アクマ編の間違いでは?

●一見幸せそうな結末であろうと、どこかで必ずケチが付く(バッドエンドに限らず)。外伝小説二冊を含め大団円とは無縁で、ハッピーエンド至上主義は手を出さないほうが賢明。ここまでになると脚本家の趣味と思うしかない。


 ――備考。

●アクア編の後日談『ひまわり アクアアフター』も発売されている。千円で買える全年齢作品。「一見幸せそうな結末であろうと、どこかで必ずケチが付く」――アクア編のケチは本編外に存在するから悪質。アクマ編の間違いでは?

●PSP移植版は外伝小説も収録。濡れ場を重要視しないのであれば移植版のほうがいい。またDXパックには陽一にも声が加わったPS2ソフトが同梱されている(PSP版は主人公を除きフルボイス。PS2版は主人公を含むフルボイス)。……限定版同梱物が別機種のソフトというのは、脚本担当が「謎仕様」と語るほどのレアケース。

●レア同梱物など複数の特典を収録したDXパックは、しかし通常版より三千円高い。ボイス不要なら同人版を推奨。千五百円せず買えるのは移植版にはない強み。入手できない場合には全年齢版のダウンロード販売もあり。そのiPhone版が最安。

●悪名高いRegripsの『ひまわり』とは無関係。当然システム面にエキセントリックな大問題を多々抱えるようなこともなく、むしろ同人ゲームとは思えないほど充実している。『ひまわり hi・ma・wa・ri』や『ひまわり』(ぶらんくのーと)などと表記すれば誤解もないか。


 推奨度――A。


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