リトルバスターズ!エクスタシー

 一言で表すなら、「さらば諭吉ぃっ!!」(購入費)である。


●『リトルバスターズ!』にヒロインや濡れ場などを追加したタイトル。勘と耳のいい人間であれば、最初から「これは18禁版が出るな」と予想できてはいた。さすがに「エクスタシー」は予想外にも程があったが!

●濡れ場には興味がなかったのに、無印で一番好きだった二木佳奈多がヒロインに昇格ということで……「Key汚い!」と毒づきながらプレイした。彼女のシナリオを追加したためか設定が少し変更されている。「バスに乗っていたか」は重要なポイント。

●テーマは友情。ヒロインより男友達に重きが置かれた側面さえあり、Keyの過去作品と同じく家族との関係性も描かれる。例外は姉御こと来ヶ谷唯湖のルート。……追加シナリオはどうだろう。猫は家族扱いでいいの?

●「バッティング練習」「バトルランキング」を始めとした数々のミニゲームが特徴。キャラクター攻略には影響しないので、基本としては好きに進めていい。ただ新規ヒロインの一人、朱鷺戸沙耶のルートだけは別。「ゲーム」が軽視できない要素となる。

●「スクレボウォッチを手に入れてマスク・ザ・斉藤を倒す!」(取得は必須でもないけれど)や「沙耶をMにして時風を倒す!」など、ミニゲームを極めようとするとプレイ時間は倍加もありえる。直枝理樹・棗鈴の二人は周回プレイを重ねるごとに成長(パラメータが上昇)し、物語を進めるほど野球の試合やバトルランキングに勝ちやすくなる。ミニゲームは後回しで進めたほうが効率はいい。

●取って付けたような……もとい、事実として取って付けた濡れ場で流れるBGMが強烈。「エクスタシィー、エクスタシィー、シャーラーラー、エークスタシィ~」は誇張抜きで耳を疑った。曲名はまんま「Sha La La Ecstasy」。コーラスは霜月はるかさん。……無駄に豪華だなヲイ!?

●新規ヒロインや追加されたミニゲームに関心がなくとも、無印よりこちらをプレイしたほうがいい(全年齢対象の移植版という手も)。濡れ場以外も無印から加筆された箇所があり、とりわけクドシナリオは極端なほどの加筆量。……スピンオフの『クドわふたー』といい優遇が過ぎやしないか。

●各ヒロインの脚本は執筆者の差異が目立つ。続く『Rewrite』では一人だけ明らかに別のゲームと化していたから(このはなのなく頃に)……それに比べると大した差でもないか。


 ――備考。

●インターネットラジオ「ナツメブラザーズ!」が配信されていた。最初「十回くらいは続くかな?」と思っていたら、なんと百七十回まで。途中リニューアルしつつ三年半近くも続いた。音泉で一度も欠かさず聴き続け――その時間はゲーム本編の何倍になるのか考えるのも恐ろしい。

●テレビアニメ『Angel Beats!』が放送されたとき、今作を連想した視聴者が続出。ファンサービスも仕込まれている(フィッシュ斉藤とか)。……しかし沙耶は出る物語を間違えたとしか思えないな! 沙耶シナリオが好きorクリアしていない人は↓を反転しないでください。

 朱鷺戸沙耶というキャラクターそのものは好き。それは断っておくとして。――この物語において新規ヒロインとしたのは意味がわからなかった。『AB!』なら全く問題ない。だが『リトルバスターズ!』は理樹と鈴が徐々に成長していき、やがて一人の死者も出さず皆を救うことにカタルシスがあったのでは? そこに「救うことができないヒロイン」を後付けする必要がどこにあったのかと問い詰めたい。……まさか時風を倒すことで見られる、あの後味の悪いエンディングがハッピーエンド扱いとか言ったらディスク叩き割るぞ。いい加減かわいそうな少女が死ぬか消えるかの展開でプレイヤーを泣かせようとする安直な手法は飽きたんだよボケ!

 ……書かずにはいられなかった! なお『AB!』の二年後、本作もアニメが放送開始。かなり質の高い映像化だったことを述べておきたい。


 推奨度――A。


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Author:わたげor火山
多忙で放置しがちになってしまったブログです。久々にエロゲーやりたい。

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